みなさんこんにちは。
スタイルアイホームです。
外壁や屋根は、家の見た目を決める部分ですので、色や質感で選びたくなるものです。ただ、外にさらされ続ける分、年月とともに傷みやすい場所でもあります。建てるときの価格だけで決めてしまうと、10年ほどたって塗り替えの見積もりを見て、思わぬ金額に驚くことになりかねません。そこで今回は、外壁と屋根の素材ごとの特徴と、手入れまで含めた選び方、打ち合わせで確かめておきたいポイントをご紹介いたします。
素材の違いは"何年後にいくらかかるか"に表れる
外壁でよく使われるのは、サイディング、ガルバリウム鋼板、タイル、塗り壁の4つです。サイディングは種類とデザインが豊富で、費用も抑えやすい素材です。ただ、表面の塗装や、板のつなぎ目をふさぐシーリングは、年月とともに傷んでいくため、定期的な手入れが欠かせません。ガルバリウム鋼板は軽くてシャープな印象に仕上がり、傷や凹みに気をつければ長持ちしやすい素材です。タイルは初期費用が高めですが、塗り替えがほとんど要らず、長い目で見ると手間がかかりません。塗り壁は風合いのある仕上がりが魅力で、細かなひび割れが出やすい点は知っておきたいところです。
屋根も同じ考え方で選べます。スレートは軽くて費用を抑えやすく、定期的な塗装が必要です。ガルバリウム鋼板は軽さと耐久性を兼ね備えています。瓦は耐久性に優れていますが重く、重さは耐震性にも関わってきます。第4回でお話しした耐震等級を考えるうえでも、屋根の重さは見逃せないポイントです。
素材の組み合わせで、手入れの負担が変わる
もうひとつ見落としがちなのが、足場の費用です。外壁や屋根の塗り替えには足場を組む必要があり、その費用は決して小さくありません。外壁と屋根の手入れの時期がずれると、そのたびに足場を組むことになります。例えば、外壁はタイルで屋根はスレートという組み合わせでは、屋根だけ先に手入れが必要になり、足場代が別にかかることも考えられます。傷む時期の近い素材をそろえておくと、手入れを1回にまとめやすくなります。
打ち合わせで確かめたい3つのこと
1つめは、素材の名前と商品名です。打ち合わせで担当者に「外壁と屋根の素材は何ですか」と聞き、商品名やグレードまで確認しておきましょう。同じサイディングでも、表面の塗膜の耐久性には差があります。
2つめは、最初の手入れの時期と費用です。「最初の塗り替えはいつごろで、費用はどのくらいですか」と尋ねてみてください。つなぎ目のシーリングも含めて、いつ何をする必要があるのかが具体的に分かります。
3つめは、外壁と屋根の手入れを同じ時期にできるかどうかです。「外壁と屋根の手入れは、まとめて行えますか」と聞いて、足場を何回組むことになりそうかを確かめておきましょう。
外壁と屋根は、建てるときの価格だけでなく、住み続ける間にかかる手入れまで含めて選ぶ部分です。次の打ち合わせでは、まず「最初の塗り替えはいつごろで、費用はどのくらいですか」とひとこと聞いてみてください。
次回は、床や内装材のグレードについてお話いたします。
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