Information
Information

BLOG

家づくりの性能と素材の選び方〜気密性能と住み心地③

AdobeStock_421985866

みなさんこんにちは。
スタイルアイホームです。

「気密」という言葉は、断熱に比べるとまだあまり聞き慣れないかもしれません。ただ、どれだけ断熱材をしっかり入れた家でも、隙間が多ければ本来の性能を発揮しきれないと言われています。外の空気の出入りが少ない家は、季節を問わず室内の状態を保ちやすくなるものです。今回は、C値という数字の意味と、気密が住み心地にどう関わるのか、そして数字を読むときのポイントをご紹介いたします。

C値は"家の隙間の大きさ"を表す数字

C値とは、家全体にどのくらい隙間があるかを示す数字です。建物にある隙間の合計面積を延床面積で割って出すもので、数字が小さいほど隙間が少ない家ということになります。隙間は、壁と床のつなぎ目や窓まわり、配管の通り道など、ふだん目に入らない場所にできるものです。UA値が設計の内容から計算で求めるのに対して、C値は完成した家で実際に測って確かめる数字、という違いもあります。

隙間が少ないと、暮らしが安定する

隙間が少ないと、冬は暖かい空気が外へ逃げにくくなり、夏は冷房で冷やした空気も保たれます。エアコンの効きが良くなる分、光熱費にも差が出てきます。足元をすっと抜ける隙間風や、部屋ごとの温度ムラも起こりにくくなるでしょう。見逃せないのが換気です。家の換気は、決まった場所から空気を入れて出す設計になっています。隙間が多いと空気が思わぬ場所から出入りし、設計どおりに働かなくなってしまいます。湿気やホコリを溜めにくくするうえでも、空気の流れを保てることは大切なポイントです。

C値は"どう測った数字か"まで確かめる

C値は、数字そのものだけでなく、出どころまで見て初めて目安になります。まず確認したいのは、完成した家で測った実測値なのか、設計上の目標値なのかという点です。同じ数字でも、意味合いはまったく違ってきます。測定が全棟で行われているのか、一部の家だけなのかも、チェックしてください。測るタイミングも重要で、完成後では直しにくい隙間も、工事の途中で測っておけば手を入れられます。打ち合わせでは「この数字は実測ですか」「どの段階で測っていますか」と、ひとこと聞いてみてください。

C値は、小さいかどうかだけでなく、どう確かめた数字なのかまで読み取ってこそ頼れる目安になります。仕様書にC値が載っていたら、実測か目標かまで、ぜひ見てみてください。

次回は、耐震等級の違いについてお話いたします。

この度、スタイルアイホームでは、サブスクリプション型の住まい管理サービス「安心パック」をはじめました。月額3,000円(税込3,300円)で【住まい相談・年1回の高圧洗浄・年1回のシロアリ床下点検】をまとめてサポートします。お気軽にお問い合わせください。

https://tobi-aida.com/contact/


Back to list