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◆◆ ~湘南 茅ヶ崎のおしゃれな新築・外構・エクステリア・リフォーム工事なら ㈱鳶相田におまかせ下さい!~ ◆◆

広大な敷地でブロック工事を行う場合、一般の住宅地とは異なるスケール・条件・課題が出てくるため、特有の特徴・注意点・アドバイスがあります。

以下に整理して説明します。

【特徴】
1. 長距離・広範囲の施工
数十メートル~数百メートルに及ぶことが多く、通り(直線)管理と高低差管理が重要になります。

レーザー水準器やトランシットなどの測量機器が必須。

2. 地形の多様性
敷地内に起伏・傾斜・法面がある場合、基礎の高さやブロック段数が場所によって変わる。

湿地や軟弱地盤の部分がある可能性もあり、地盤改良の検討も必要。

3. 工期が長期化
作業範囲が広いため、天候や季節の影響を受けやすい。

資材搬入や保管場所の確保も重要な計画項目になる。

【注意点】
1. 膨大な材料と搬入ルートの確保
ブロック、セメント、砂、鉄筋、水などの搬入ルートと仮置き場の管理が不可欠。

大型車両での運搬も考慮し、場内通路の整備が必要。

2. 通り・直線の管理が超重要
長距離の施工では少しのズレが後半に大きな歪みになる。

基準線を複数の箇所でしっかり確定し、定期的に再確認することが大切。

3. 目地やモルタルの乾燥不均等
遠距離を一度に積むと、モルタルが乾燥しきれず強度不良になる可能性がある。

適切なセクションごとに区切って施工し、養生も分割対応。

4. 排水対策
広い敷地では水のたまりやすい箇所が出てくる。水抜き穴の数・間隔、勾配設計は特に重要。

排水が悪いとブロックの基礎が沈下するリスク。

5. 周囲環境・隣接地との調整
境界線があいまいになりやすく、隣接地とのトラブル防止のため事前の立会い・杭打ち・境界確認は必須。

【実用的なアドバイス】
● ステップ分割が成功のカギ
「設計 → 測量 → 基礎工事 → 材料搬入 → ブロック積み → 養生・確認」
各工程を区画ごとに細かく分割してスケジュール管理すると効率UP。

● ドローンや写真での記録管理
作業進捗・出来栄えを上空から撮影して記録することで、全体把握・報告がしやすくなります。

● 緊急時対応(風・雨)
広い敷地では風の影響も大きいため、養生シートの飛散防止や仮設資材の固定をしっかり行う。

● 資材ロスと盗難対策
仮置き場が広い分、資材の管理が甘くなる傾向あり。番号管理・監視カメラ・鍵付き倉庫などが有効。

以上となります。


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